木造建築の伝統的技術の継承を第一の目的とし、それぞれの職種でリーダーとなるべき職人を育成します!

大分県認定 日田共同高等職業訓練校について

    

アクセス      〒877-0084 大分県日田市朝日が丘576-10
大分県立日田高等技術専門校内
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大分県認定 日田共同高等職業訓練校について

校舎:大分県日田市朝日が丘576-10

事務所:大分県日田市田島本町6-29(田島町公民館内)

校長:藤原直樹(独楽・アーキワークス)

大分県認定 日田共同高等職業訓練校は、
日田技能士会が組織する日田職業訓練協会が運営しています。

    

認定職業訓練校とは?

    

事業主や、事業主の団体などが、雇用する従業員に対して職業能力開発推進法に定められた基準に基づき、計画的かつ体系的に職業訓練を行うことを目的に、県知事の認定を受けたものを「認定職業訓練校」といいます。

    

大分県認定 日田共同高等職業訓練校は、各事業所などで働きながら、建築に関する知識や技能を修得することを目的としています。

授業内容

    

一般教養/国語・数学・社会科

基礎学科/建築概論・建築生産概論・建築構造概論・測量・建築製図・構造力学概論その他

専攻学科/木質構造・木造建築施工法・木造建築材料・建築設備・建築法規・規矩術・工作法

【実技科目】

大工専攻コース 2法転び、継手その他

左官専攻コース モルタル塗り、漆喰塗りその他

木工専攻コース 脚もの家具、箱もの家具その他

※専攻コースは建築板金・建具等のコースに対応できるよう検討中です。ご相談ください。

※教科書は訓練校にて用意いたします。(有料)

講師について

講師 7名

【実技指導・大工コース】指導員 5名

【実技指導・左官コース】指導員 1名

【実技指導・木工コース】指導員 3名

大分県認定 日田共同高等職業訓練校への入校申し込みについて

【入校資格】

1.中学卒業以上の学歴を有する者(年齢・性別不問)

2.雇用保険加入事業所に就職、または就職見込みの者

3.労災保険加入事業所の子弟

【入校手続き】

1.所定の入校届け及び履歴書の提出(入校届けは訓練校事務局に用意しています)

■入校に関するご相談は、授業日である木曜日に、訓練校でもご対応いたします。

■申込受付開始は2月ですが、事前相談・訓練体験は随時行います。

■上記の入校資格に該当していなくても入校できる場合があります。お問い合わせください。

大分県認定 日田共同高等職業訓練校が「伝えてきたこと」

日本の木造建築技術は、二千年以上の歴史があり、その間に多くの職人が日本各地の気候風土を考え、経験や感性をもとに学んできた工法を活かし、改良を繰り返して継承されてきました。

現在、日本の産業界では効率化を前提に目ざましい技術改革が進められています。建築業界においても木材のプレカットや新しい材料の開発による乾式工法などの普及が顕著になっており、建築職人が長年培ってきた熟練した技を発揮する機会が激減しました。

こうした背景から、職場における伝統的木造建築技術の継承が困難になっています。

今も多く残る歴史的まちなみや、重要伝統的建造物群保存地区などに残る木造建築の修理・保存への対応、規格化され使い捨てられる木造住宅の課題、根強くある伝統工法による木造住宅建築の要望への対応はもちろん、建築職人の高齢化(減少)などを考慮すると、伝統的木造建築技術を若手職人に継承することが重要な課題となっていると同時に、急務ともなっています。

大分県認定 日田共同高等職業訓練校は、開校以来以来半世紀にわたる歴史を持ち、その間多くの若手職人を建築業界に送り出してきました。過去には和裁・漆器などの科目もありました。

建築職人の減少に歯止めをかけるとともに、今後も伝統的木造建築技術の継承を目的に、全力で若い建築職人の育成に努めてまいります。

授業・行事など

【授業】

毎週木曜日(8:30~17:00)※年末年始は休校

【行事】

入校式:4月上旬

日田市技能大会:8月下旬(第3日曜日)

大分県技能際:11月上旬(第2日曜日)

研修旅行:3月中旬(原則として日帰り)

終了式:3月下旬

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